勅題茶盌

2014年最初の投稿です。
今年からは
「器で笑顔を広げる」
こんな想いを心に持ちながらつくりてとしてやっていこうと思っています
宜しくお願いいたします。

さて、お歳暮として作っている品に干支の置物ともう一つ抹茶盌があります。
(「わん」の字が碗ではなく盌な理由はまた別の機会に)
干支はもちろん十二支を題材に製作していますが
茶盌にも題材があり、それを勅題(ちょくだい)といいます

大辞林 によると
勅題とは
① 天皇の書いた題のある額。 ② 天皇が出す詩歌の題。 ③ 新年の歌御会始めの題。

とあり3の歌会始の題の事をさします。
歌会始については歌会始とはをご覧ください。
古くは鎌倉時代、近年では明治2年からとは歴史がありますね

勅題を題材にしたモノヅクリは扇子や和菓子など伝統的なところであるようですが
自分のところでも父が昔から頭を悩ませながら創っていたのを覚えています。
そして
平成26年の勅題は「静」

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争いが青くなるという意味が成り立ちのようなので
織部の中でも青織部とも呼ばれる緑色だけで仕上げた茶盌にしてみました
単一の釉薬ですが融けや施釉の具合による濃淡、口元や腰の形状など
凛とした静かな感じが少しは出せたのかなと思っています。

新年の初釜でご使用いただいたりと毎年楽しみにされている方々も多く
感想を良く聞かせて頂きます。苦労して創った甲斐があります。
さて15日に発表になる来年の題が気になります。
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